課題 販売伝票

いよいよ販売伝票です。これまでの各マスターは販売伝票を入力するためのものでした。販売伝票は伝票上部(Slip)と明細(Details)に分けて作り最終的には結合します。

まずは課題として「販売伝票」を作ってみましょう。販売伝票も顧客マスターとほぼ同じプログラムで作れます。完成図を参考に考えてみてください。


【ヒント】
テーブル名:T07Slip
フィールド名:SLIP_CD、SLIP_DATE、CST_CD

(1)必要なファイルは5つですが、base.css と database.js は前回までに作成したものがそのまま使えます。新たに作るのは slip.html、slip.css、slip.js の3つです。すべて同じフォルダーに作ってください。

(2)CST_CDは数字を入力するようにします。今回は顧客名は表示しなくてかまいません。あとで選択ボックスから入力できるようにします。

(3)伝票選択ボックスのヒント
tempHtml = tempHtml + "\t<option value=\"" + recordSet(0) + "\">" + "伝票番号" + recordSet(0) + " 日付" + dateFormat(recordSet(1)) + "</option>\n";

(4)関数slipChange()のSQL文
var mySql = "select SLIP_CD,SLIP_DATE,T07Slip.CST_CD,TOWN_CD,ADDRESS ";
mySql = mySql +"from T07Slip,T04Customer ";
mySql = mySql +"where T07Slip.CST_CD = T04Customer.CST_CD ";
mySql = mySql +"and SLIP_CD = " + obj.value ;

(5)住所表示のヒント
document.getElementById("addressDisplay").innerHTML = addressRefer(recordSet(3),database) + recordSet(4);


【手順】
・customer.htmlをコピーしてslip.htmlにします。
・customer.cssをコピーしてslip.cssにします。
・customer.jsをコピーしてslip.jsにします。
・slip.cssは必要があればテキストボックスの幅などを指定します。
・テキストボックスのnameとidはtxtSlipCd、txtSlipDate、txtCstCdとします。
・divのidはslipDisplayとします。
・選択ボックスのnameとidはselectSlipとします。

あとは必要なところを修正して、プログラムが動くようにしてください。どこをどう変更すると動くでしょうか。


【完成図】

起動時
javascript-170.gif


動作時
javascript-171.gif
伝票選択ボックスを選択すると、伝票が表示されるようにしてください。


javascript-172.gif
顧客の住所が表示されるようにしてください。


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